よく何でもポジティブに考えようとか、
ポジティブシンキングで行こうといこうといいますよね。
それ自体はいいことだと思いますが。
いやなことがあってもいつもポジティブに元気に……
でもそれって、疲れませんか?
私たちには頭で考えてもどうしようもない感情があって、
感情を無視してがんばってもしんどくなってしまいます。
引き寄せの法則も、何か何でもポジティブに考えようと
いうものではありません。
悲しかったり、辛かったりしたときは、
思い切りその感情を感じていいんです。
何時間でも何日でも。でもその感情を感じきったら、
客観的に「ああ、私は悲しかったんだなあ」と
もう一人の自分がみてあげて、手放していく。
そういうプロセスをたどればいいのです。
そして、忘れてはいけないのが、ネガティブなことの中にも
ポジティブなことがあって、その反対もあるということです。
たとえば私なら、大きな仕事がもらえるはずだったのがなくなった、
という事実があったとします。
これは死活問題で落ち込みます。
他の仕事も断ってスケジュールを開けていたとしたら、
その月の収入はなくなるかもしれません。
でもこんなネガティブな出来事にも、実はポジティブなこともあります。
それは、自由な時間ができたとか、プレッシャーのない日々が来たとか…
これも挙げれば意外とたくさん出てきます。
また私は不妊治療をしたけれど子供に恵まれなかったという事実があります。
ここでのネガティブな要素はたくさんあります。
子供が持てなかったのはもちろん、たくさんのお金と時間を使った、
体が辛かった、仕事をセーブした、子供のある人生を経験できなかった、
不妊治療が体調不良の一因になった…
などなどです。
でも、こんなところにもポジティブな要素があります。
それはたとえば、子供にしばられない自由な時間が手に入った、
子供にかかるお金を他に使うことができる、
他所の子供に何かしてあげることができる、
不妊治療という経験をすることでカウンセリングなどで
他の人の役に立つことができる、などなどです。
一見、“そんなことより子供を持てた方がいいに決まってる”と
考えがちです。私もそう思いました。
このポジティブとネガティブが同じ量だとは思えません。
ですが、ポジティブとネガティブはいつも同じだけ存在していて、
プラスマイナスゼロなのです。
これは人の性格でもそうですよね、長所と短所は表裏一体。
たとえば、おとなしくて引っ込み思案な人は、
思慮深かったり穏やかだったり。
また、ガサツで無神経に見える人は、大らかで裏表がなかったり。
何か起こった時、そのポジティブな側面とネガティブな側面、
ぜひその両方をノートに書きだしてみてください。
このワーク、私は何度もやりました。
ポジティブもネガティブも想像以上にたくさん出てきます。
そして一つのものごとの良い面、悪い面、両方が見られるようになると、
心の中の振り子のようなものが、大きく振り回されることなく、
小さいふり幅で心が安定してくるようになります。
一見ネガティブと思うことが起こったら、思い切り落ち込んでもいい、
その後で、その中にあるポジティブを探してみてください(^-^)
私もまだまだ修行中なんですけどね。。。


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