先日作家の本田健さんと実業家の若山陽一郎さんの対談を
健さんのサロンの動画で拝見しました。
若山さんは元TRFのバックダンサーをされていた方で、
今年「恩送りの法則」という本を出版されて話題になりました。
細かな経緯は省きますが、
ダンサーに限界を感じ、いくつかの仕事をしたものの
借金ばかりが増えどうにもならない状態に陥ったのだそうです。
それで、当時の師匠というかメンターのような人に相談に行かれました。
で、そこでポンと求人誌を渡され、
「この中からいちばん嫌な仕事を選んでみろ」と言われます。
若山さんはその中から、ゴミの回収業者の仕事を選んだそうです。
そしたら師匠は、今ここでそこに電話して応募しろ、と。
みんなが嫌がる仕事は、求められる仕事だから、だそうです。
当然若山さんは戸惑います。汚い、キツイ、臭い……
でも仕方なく言われた通り応募し、ゴミ回収業に就くことになります。
その会社では、お世辞にもみんなやる気に満ちているとは言えず、
若山さん曰く“動物園のような会社”だったそうです。
でも後がない若山さんはそこでまじめに働きます。
なんでもきっちりこなし、嫌なことも進んでやるから
当然評価は良く自然と目立つ存在になっていきます。
そんな仕事の中から得た発想と資金を元に
不用品回収業で起業までできるようになりました。
華やかなエンターテイメントの世界から、借金を背負い、
地道に働き、ここまで来られただけでもすごいと思います。
その後、世界一周一人旅で21カ国37地域を訪れ、
さまざまな国を見て回られます。
その間にある女性がカンボジアに学校を作るプロジェクトに
尽力されているのを知り、若山さんも加わります。
ところが夢半ばにして、その女性が余命宣告を受ける病に
なってしまいます。
若山さんにとって、カンボジアの学校建設はお手伝いの感覚だったのが、
その方が亡くなる前に、“自分がしなくては”という
半ば成り行きで先頭に立つことになってしまいます。
そこで手を尽くして募金を集め、とうとうその女性が
亡くなる前にカンボジアに学校を建設することができました。
帰国後は、次世代のリサイクルショップと言われる
「RE-SQUARE BANUL」をオープンし、
現在は環境活動にも尽力しながら、若者たちへ夢と希望を届けるために
全国で講演され、出版もされています。
途上国の子供たちに学校という最高の場所を作り、
不用品を貴重品に変えるリサイクルを生業にし、全国で夢や希望を語る。
これが若山陽一郎さんの天職使命だったのだと、私は思います。
始まりは、“求人誌から選んだいちばんしたくない仕事”です。
普通は、とか、常識では、“いちばんやりたい仕事”を選んで
何度でもそれに挑戦するのが良いこととされていますよね。
でも子供のころから知っている、いわゆる“あこがれの職業”なんて
この世にある職業のごくごく一部です。
なんなら子供のころにない職業もどんどん生まれています。
だからどんな職業に就いても挫折などないと、私は思います。
それにしても、若山さんのゴミ回収業からの、
世界の本田健との対談するまでのストーリーは本当に異色。
でも若山さんの笑顔や語り口を見ていると、
人はちゃんと行き着くところに行きつくんだな、とつくづく思いました。
たとえ今が貧しくても、苦境であっても、腐らずに生きていると
その人本来の天命に行きつくような気がしたのです。
その道こそ本当に十人十色だと思いますが、
願いを持ち続けることで、自分でも考えもしなかった
使命や天職が待っている。
自分に置き換えてもそうです。
まさかこんな生き方があるとは思っていなかった。
引き寄せの法則カウンセラー……(^-^)
若山さんの物語のほんの一部だけ抜粋させていただきましたが、
今天職天命がわからない方も、
いろんな辿り着き方があるということを伝えたいと思いました。


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