先日来、大騒動になっているジャニーズ事務所の問題。
あまりテレビを見ない私も、約40年前のジャニオタとして
あの会見は見てしまいました。
質疑応答になった時、ほとんどの受け答えは
ジュリー元社長と東山さんだったけど、
時折元V6の井ノ原さんも答えておられました。
で、あの問題とは直接関係ないのですが、
現在ジャニーズジュニアを育てるジャニーズアイランドの社長として
井ノ原さんが言った言葉がとても印象に残りました。
「僕がジュニアの子たちにいつも言っているのは、
（ファンが）どんな気持ちでライブに来てくださっているのか。
何日も前からチケットを取って、高いお金を払って、飛行機を取って、
髪をセットして、おしゃれして来てくださることを
一からちゃんと考え直してステージに立ちましょう、と。
（中略）
そういうファンの人たちを、もうこれ以上がっかりさせることのないよう
たくさんの大人たちの目で見つめていきたいと思っています」
という言葉でした。
なんだか涙が出てしまって、なぜだろうと思ったら、
私が10代の時に必死でしていたことがそのまま語られていたからで、
そんなことをステージに立つ側が考えてくれるとは思ってもみなかったから。
ちなみに、と思ってX（旧Twitter）のトレンドを見てみたら、
このイノッチの言葉がとても話題になっていて、
泣いちゃったという人がたくさんいました。
中には
「こっちが勝手に応援したくてやってるだけなのに、
そんなふうに言ってもらえるなんて！」という謙虚なファンもいました。
言葉はなくても、ステージに立つ人の気持ちは伝わるもので、
それを感じるからさらに応援しようと思う。
本当に長く活躍するタレントさんは、このメビウスの輪のような
幸せのループを作っているんですね。
話は芸能ネタみたいになってしまったので(^^;
【番外編】とさせていただきましたが、
要はこの幸せのループは、身近な人の間にも同じことが言えていて、
というか、身近な人との間にこそ創りたいものです。
愛しているから、大切にして、
大切にされた人は愛を感じて、また相手を大切にする…
このシンプルな幸せのループが日常では案外難しかったりします。
まずはいちばん身近な人ひとりからでも。
そして、二人、三人と、広げていけたらすばらしいなと。
そんなことを考えさせられたのでした。。。
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